ベトナム縦断サーフトリップ|ファンティエット2

リッピングするサーファー

2019年8月この時期のファンティエットビーチは朝から季節風のオンショアが吹いている事がほとんど。そのオンショアで昼頃からサイズが上がってきて、満潮のタイミングが重なると腰胸サイズでショートボードでも乗れる波になる。

ちなみに干潮時でも膝腰でサーフ出来た。どちらのタイドでも波は早めのビーチブレイク。

晴れたファンティエットのビーチ

Sea Links 前のテトラポイント、ここはベトナム人ローカルサーファーも数名居るビーチだった。しかし半分くらいは貸切りサーフィンできた。

藁のビーチパラソルが有るファンティエットビーチリゾート

リゾートホテル敷地内へ波チェック。ホテルによっては波チェック目的で入れてもらえない事も多々ある。ここのリゾートはロシア人が多い。ベトナムは、中国人、ロシア人、韓国人の観光客が多く集まる場所。距離的に近いだけではなく、選ばれる理由が明確に有る。

ベトナムローカル料理を作るベトナム女性

メイン観光通り Nguyễn Đình Chiểu のベトナム料理屋が高くて不味いので、近所の住人しか行かないようなベトナム料理屋に行ってみた。

練った魚と牛肉が入ったべトナム麺料理

ブンという麺料理、ローカル適正価格で味も良い。やはり観光地のベトナム料理屋の多くは目先の金の事しか頭に無くダメだ。

着陸したドローンに集まるベトナムの子供達

ベトナムの子供はサーフィンにも興味を示すが、デジタル製品の方が興味は強いと感じる。田舎の子供達はいつもと違う事を求めているんだと思う。

ごみが溢れるファンティエットの海岸

ファンティエットのビーチは観光地以外はゴミだらけ。流れ着いた物も有ると思うけど、それも含め多くがベトナムから出たゴミと言っていいと思う。

海岸侵食で海が迫るベトナム住宅

海岸侵食で住宅へ波が打ち寄せる。こちらもビーチはゴミだらけ。大人子供に関係なく、ポイ捨てや家庭ごみの廃棄を海へ行っている人が居る。その行動を見て叱っている人はまだ見た事がない。

インド料理チキンティカマサラ

インドカレー屋でチキンティカマサラを頼む。うまい。しかしその前に店側でオーダーミスが有った。それを指摘したところ、バングラディシュ人マネージャーと思われる人物がメニューをテーブルに叩き付けて威嚇してきた。嫌な体験だ。

ファンティエットビーチの案内看板。

とって良いのは写真だけ、残して良いのは足跡だけ。数十年前に日本でも有った文句。観光地でこのような看板をビーチで見かけた。ごみだらけのベトナムビーチを考えると現実は程遠い状況。

ベトナムを走るグーグルストリートビュー撮影車

ファンティエットでグーグルストリートビュー撮影をする車両を見た。遂にベトナムもストリートビューを解禁するのか。だいぶ遅れているけどそこは世界の潮流に乗るのかな。

丘から眺めるファンティエットのビーチ

高台から波チェック。いつも通りのオンショアでサーファーは居ない。

道路案内看板。左折はムイネー、右折はファンティエット。

左はムイネー半島、右はファンティエット市街地。中間にはロシア人だらけのリゾートと観光通り。

ベトナムの田舎の学校へ子供を迎えに来ている親達。

学校に迎えに来る保護者のバイク。3人乗り4人乗りもいて子供はだいたいノーヘルメット。

新しい道路脇のコンクリートカーブが波のような形

道路脇の傾斜が長い波に見える。ファンティエットには新しい大きな道路がどんどん出来ている。しかもまだ車両の通行が全然ない道も沢山。スケートボードが有ればなぁっと思った。

ファンティエットバイパスから眺めの良い海の景色が見える

絶景が広がる美しい自然たっぷりのファンティエット。そのオレンジ色の砂地は広大で圧巻。

ファンティエットの波に乗るサーファー

このシーリンクス前テトラポイントは、リトルブッダと呼ばれているようだ。人工物の堤防とテトラポットによって誕生した、ポイントブレイク気味のビーチブレイク。ベトナムで年間を通して最も安定したビーチブレイクかも。

この時期、干潮時以外はブイやロープへの衝突リスクが有り危ない。堤防内ではリフォームされた波が再ブレイクして初心者でも楽しめそうだった。

岩場のファンティエット海岸に割れる波。

いつのまにかサイズアップし満潮。出来そうな波がある。風波を予想するのは超難しい。しかしご飯が優先。

タイ料理。レッドカレー。

休憩時間無く開いているこのレストランへ再訪。タイカレーを頼んでみたが美味しくない。ベトナムの外食産業レベルは総じてまだ低い。1つ1つへのこだわりが薄い為だろう。海外生活をしていると気付く。日本から外へ出て質が上がるものは少ない。日本人が海外へ行き日本と比較すると、不快や不便の経験の方が多くなる。一方で個性が尊重された自由度は高くなるため、自分が平均値に存在する必要はなくなる。日本は異常なまでに、皆んなで同じ意見や考え平等を掲げている多様性の無い多様性後進国。平均値からの逸脱が厳禁な国が日本。

ハンモックでiPad作業をする男性

ハンモックはデジタル作業にとても良い。ベトナムはカフェや宿のソファーや椅子の品質が悪いので、正しい身体の姿勢を気にする僕にはハンモックが救い。ちなみに、このハンモックはとても臭かった。

泥だらけに汚れたスクーターを洗車するベトナム人

バイク洗車屋さんはローカル通りに見かける。1回100円くらいでやってくれるので大変助かる。コーヒー屋と並んでぼったくり悪人が少ない職業の1つだと僕は思う。ちなみに、僕がベトナムでぼったくりや詐欺的行為を受けた業種は、ドライバー、宿、レストラン、個人経営の店、価格表示の無い店など。ドライバーは契約書を交わしても追加料金を請求してくる。その手口はいつも同じ。しかもその背景には、膨大な数のぼったくり未遂、詐欺未遂が含まれる。それらは交渉とは言えない嘘や後出しじゃんけんからなる。つまり、嘘や後出しジャンケン対策こそ、ベトナム旅行を快適に安全にやり過ごす鍵だと思う。

芝と木々が美しいファンティエットビーチリゾート

海沿いには豪華なリゾートホテルが立ち並ぶ。そして路地裏通りは貧困と向かい合わせ。ベトナムでは既にその差がハッキリと示されていて、どんどんと差が広がっている。

濁った川に浮かぶ数隻のベトナム船

川に停留された船とボート。川の水は汚い。

バイクや徒歩のベトナム人が行き交うファンティエットの街

ファンティエット市街地。雰囲気の有る街。僕は観光するなら最先端または昔が残っている場所を好む。

ハラルマーク

ハラルマーク。酒や豚肉などを使用していない証明ロゴ。レストランや食品に表示されている。世界中にいるイスラム教徒向け。

魚のすり身を天日干ししている

ビーチで魚介類の干し物をしているようだが周りはゴミだらけ。商品ではなく周囲のゴミに目が行ってしまう。

無人のビーチで割れる波。

ファンティエット市街地寄りのビーチ。川が近いせいか海水は汚い。草むらには痒い虫も多い。波チェックは細い未舗装道路を使わなければならない。ベトナムサーフポイント開拓には辛抱が必要。

ファンティエットの田舎、道路脇に屋台が並ぶ

ローカル屋台通り。この中から綺麗目の美味しそうな店を選んで食べる。田舎だと選択肢が無いので仕方がない。衛生面の不安はいつも残るが、ベトナム3年目くらいから胃腸が強くなってきたと感じる。人間は順応する生き物だね。

タイと日本のカップヌードル

タイと日本のカップラーメン。インスタント食品を日本で食べる事はあまり無かった。しかし、ベトナム田舎生活ではこの味に助けられている。うまい。

ビンマートで炭酸水とチョコレートを買う

ベトナム以外の味を買い溜め。僕は酒を一切飲まないのでソーダ水がその代わり。

スクーターの後ろにゴムバンド固定した無線スピーカー

小型で高音質なJBL無線スピーカー。音楽好きな僕らには必須な物。移動生活の為、物を少なくしないとならないがこれは外せない。ファンティエットの広く綺麗な道路に音楽が合う。

美しい夕焼け空とヤシの木。

夕方のファンティエットビーチ前。この日の空は美しくカリフォルニアの様。

夜のファンティエットビーチストリート。マッサージや薬局が多い。

このビーチ前の Nguyễn Đình Chiểu 観光通り、バリ島やタイリゾートの様な雰囲気があって旅気分にさせてくれる。しかし、バス、トラック、タクシー、トランジット(車種名)などの営業車を中心に高速で飛ばして走行しており、のんびりした良い雰囲気を一撃している。ベトナムの交通は、ベトナム観光産業にとってマイナス効果だと思う。他人を巻き込む可能性が高い違反、逆走、信号無視、スピード違反、飲酒運転等をどうにかして欲しいとファンティエットでも思った。観光客にとっても重大な事故または命に関わる部分である。

ロキシーとムイネーのロゴ看板

ファンティエットにはロキシーやリップカールの店が有る。商品はアパレル中心で、サーフィン関連の物は弱い。サーファーが殆ど居ない中、高額なアパレルを買うのは誰か。きっとこれは先行投資やブランディングとしての店舗だろうと思う。

スパゲティと鳥の揚げ物料理

ファンティエット市街地にあるピザチェーン店でスパゲティを頼んでみた。不味くチェーン店の味とは思えない。完全なこの店オリジナルの味付け。ミートボールなんて不味くて食べられなかった。ベトナム田舎の旅は、宿と食事という旅の2大要素で苦労する事を痛感してきた。そして、それらを作り出しているのは人である。

大きなコーヒーカフェ

ベトナムでは面白い店名が付いていたり、言語ミスを気にせずに使用していたりする。翻訳は誤りだらけ。

ファンティエットのコンビニ
ロシア語で書かれたファンティエットのドラッグストア

ロシア語で書かれた看板が溢れるファンティエットのメイン観光通り Nguyễn Đình Chiểu。その中でも薬局は多い。価格は高かった。

次は、ファンティエットからムイネー方面へ移動!

(2019年8月サーフトリップ記録。ベトナムビントゥアン省ファンティエット。)

リッピングするサーファー

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