ファンティエットの次の地はムイネー。ベトナムでサーフィンが出来る場所と言えば、ダナンかムイネーの名前が上がる程、サーフィン知名度が有る場所。サーファーはカイトサーファーを中心に多くこの地に居るようだ。ムイネーはファンティエット東側辺りを指す。ファンティエットの多くのサーフポイントがムイネー内に有る。
主なサーフポイントは上のグーグルマップ東海岸側で波は冬が中心。僕は2019年の夏に訪れたが海にサーファーは誰も居なかった。
ムイネー半島に有るムイネー市場。この市場を中心に小さなムイネーの町がある。外国人も数名見かけたが、外国人向けの店はほぼ無くローカル向けの町だった。
ムイネー半島は他と変わらず、海岸線沿いは漁師向けの入り組んだ区画整理のされて居ない居住区かリゾート開発がされている。
ムイネー半島からファンティエット方面を撮影。広大なオレンジ色の土地が美しい。ビーチには多くのゴミが散乱している。
ムイネー半島の漁師町。もし波が有ってもこのゴミの量だと安全に波乗り出来ないかもしれない。
海の前の住宅街。このような高低差が有る土地は、迷路のようになっている上、段差や坂も有り移動に苦労する。海岸に出るまでの間に迷ってしまう事も有る。
ムイネーのローカルビーチは裸足で歩く事は出来ない。
大量の干し魚。この日、気温は30度近く有る。
ファンティエットに来てから気温が高く天気も良いので、日焼けと熱中症対策が必須。この旅で熱中症には何度もやられ体力も気力も奪われた。
お腹を冷やすベトナム犬。ムイネーも放し飼いが基本。
各場所ごとにお気に入りの店や屋台を見つけると一安心する。コーヒー、ココナッツ、サトウキビジュースは、ムイネーではいつもここで買った。ベトナムでも、きちんと仕事をする人とそうでない人がいる。仕事のレベルが安定的に高くローカル価格帯の場所に地元民が集中するのがベトナムの特徴でもある。僕が店を選ぶ時に好むのは、人の出入りが多い場所、整理整頓が出来ている店、店主が仕事に対して情熱が有り且つ常駐している店などが選ぶ基準になる。特に情熱が全てと言っていいほど重要。犬が居る飲食店が多いのもベトナム 。犬はそれなりに癒されるが、衛生的にはとても汚いので僕はそんな店は好まない。ベトナムでは犬を触った手を洗う習慣はない。というか手を洗う習慣が有る人はとても少数派。ベトナム海岸線の旅にまともな飲食店の選択は少なく辛い状況が続いている。
ムイネーのサーフポイントビーチ。リゾートホテル前か人が住んで居ない場所の前なら波乗りできそう。この日の波は小さく力の無い膝腰。サーファーは居ない。
ムイネー半島の先端には綺麗な景色が広がっている。このような海が見える高台には墓地が有る事が多い。ここもそんな場所だった。
ここは漁師が活動しているビーチ。両サイドはサーフポイントだろう。ビーチは汚くて臭い。
リゾートホテル間にある漁師ビーチ。今までのベトナムのビーチで一番臭い。ゴミの中にはウジ虫がわいていた。
上の画像、白く細長い物は蛆虫。ムイネーのサーフポイントビーチの印象を大きく下げた瞬間だった。できればこんな場所で波乗りはしたくない。
田舎旅では牛の群れや散歩は珍しくない。牛が自由に散歩出来る場所がまだまだ残っている。ルールが緩いベトナムの良さ。
道路脇に見えるこの海岸で波乗りが出来る。
冬場のメインサーフポイントエリア。何度か乗れそうな波を見た。
海岸近くのこのレストランにはワニ肉料理があるようだ。他にも様々な肉が有った。
今までに見た事のない牛の大群。動物好きには良いけどビーチの排泄物は多くなる。
赤土で泥々のこのビーチ、冬のメインサーフポイントだろう。この時期、夏はサーファーが少なくここもその気配すらない。波は膝くらいで小さ過ぎて乗れない波。
ファンティエット市街地からムイネーにかけて綺麗で幅も有るバイパス道路が長々と続いている。景色も空気も良く快適なドライブが出来てマジ最高。田舎では移動距離が長いので車生活が最適だと思う。僕の様にスクーターだと移動で疲れて1日が終わってしまう。
両脇には広大な砂丘が広がっていたり、プロジェクト開発が進んでいる。もしこのまま開発が進めば、今とは全く異なる街の表情になるだろうし、この道路の交通量は一気に増えるだろう。
ローカルバイク修理屋は至る所に見られる。オフロードを走る事が多い僕のバイクタイヤへ空気を入れてもらう。僕はこのようなローカル店は空気を入れる程度でしか利用しない。それは何度も痛い経験をして目が肥えてきた為。ベトナム人にとっての修理とは、その場に限定した超短期視野でされる事が多い。修理直後は動いても明日は動かなくなる、そんな事が本当によくある。中古部品に変更されグレードダウンされてしまう事も普通。蓋をすると中が見えない事、例えば電子機器の修理、歯科や外科医療、料理、これらは信用が有って成り立つもの。
ムイネーの空と飛行機雲。晴れた夜、星空がとても綺麗に見えた。
ムイネーの町で食べたベトナム料理以外の物はこのパニーニのみ。ベトナムの味に飽きているので助かる。
僕はバインセオが1番好きなベトナム料理かもしれない。理由はいつも出来たてが食べられるから。そしてオープンキッチン調理で、安全度も衛生面も高め。生野菜は、他の客の食べ残しを使いまわしていたりするので、衛生面から考え食べない。
ホンロンビーチで魚介類を売る漁師。その場で調理してもらい食べる事もできる。場所によっては安くとても美味しい。
ホンロンビーチも例外なくゴミだらけ。プラスチックゴミが目立つ。まだベトナム海岸線の旅は出だしなのだが、汚い海岸線に先行き不安視している。僕の旅の事前イメージは、綺麗な海水と景色の中、順序よく崩れるポイントブレイクを貸切りで楽しんでいる。そんな感じ。しかしこのまま行けばそんな状況はなかなか無いと判断できた。
遠浅のホンロンビーチ。鵠沼海岸みたい。波は無し。
(2019年8月サーフトリップ記録。ベトナムビントゥアン省ムイネー&ホンロン。)