僕がダナンへ海外移住した7つの理由と2023年の今

ダナンへ移住した理由
この記事の内容
  • 海外移住の経験と実際の話
  • サーフィンができる海外移住先の話

ここ最近のベトナム経済成長に伴い、ダナンも日々環境が変わってきています。ベトナムも先進国化を進めている結果なんだと思います。僕は6年程度しかダナンを知りませんが、この期間だけでもこの地は変化しました。ちなみに、日本で6年間で変わった事なんて有りますか?変化が無い事は良い意味で安定です。変化とは不安定または成長です。成長には新しい事や初めての事をする必要があるので問題や課題が発生します。

目次

僕がベトナムダナンを選んだ理由7つ

1:空いている海でサーフィンが出来て海水も綺麗

2022年 台風スウェルが届いたミーケビーチ

ダナンの波は良い時と悪い時の大きなムラが有りますが、サーフィンを純粋に楽しめる環境が有り、それは大きな魅了です。具体的にはサーファーがとても少ないことが挙げられます。多くの一般サーファーはサーフポイントにおいて、波とサーファーの量のバランスが悪いことや、縄張り運動というローカリズムに何か違和感を感じているのではないでしょうか。しかしベトナムでは、サーファーが誰も居ない場所だらけなのでそのような問題はあまり起きません。これが単純に「運動としてのサーフィン」を楽しめる環境で、ベトナムにはまだこのような場所が沢山有ります。海に波が有るから波に乗って遊ぶ、という運動を素直に楽しめるのがダナンです。2023年の今こそサーファーは増えましたが、まだ誰も乗っていない波が目立ち、海の中は空いている時間帯が多く残ります。2016年の僕の移住時は、更にサーファーは少なく、サーフビジネスやサーフショップはほぼ無く、これらは僕にとってその魅力をより引き立たせ、発展途中の環境の不便さを気にさせない良さが有りました。

2016年 ミーケビーチ

2:花粉症が無い

僕の海外移住先条件の1つは、花粉症がない事でした。日本に居た時は、ほぼ1年中アレルギー症状に悩まされていましたので。ダナンにはスギ花粉もヒノキ花粉も無くとても快適です。空気も綺麗な印象です。ところが2019年、目の痒み等、明らかなアレルギー症状が出始めました。でも日本と比較したら1/10程度で大した事は有りません。2023年、僕には花粉症や何かのアレルギー症状は無く快適です。

3:安全、治安が良い

これは海外生活に外せない条件です。ベトナムは凶悪犯罪が少なく、外国人に対して暴力的な攻めの姿勢が無いので、安全な場所だと思います。ダナンの治安は、2016年と比較しても良い状態を維持していると思います。ちなみに、嘘つきやボッタクリや盗難は日常的に発生しています。そして最近気になる点は、2019年あたりからダナンでは車が急に増えて道路交通が悪化した事。この国の運転マナーは、僕が訪れた国の中でも最悪で交通事故は多いです。

4:温暖な気候と自然災害がほぼ無い

2022年の台風被害

ダナンの気候は1年中温暖です。特に冬は雨が多いですが、最低気温20度前後なので、暖かい冬を過ごす事が出来ます。もう日本の冬には戻れません。地震が全く無い事もかなり良い点です。一方、台風被害や部屋の雨漏れ、通信障害や停電は有ります。そして最近は、火災報知器の誤報がよく起き驚かされます。

5:親日国

ベトナム人の日本人に対する印象は良い様です。日本人で損する事より得する事の方が多い国がベトナムです。僕も日本語を話すベトナム人や、日系企業で仕事をしていた人等の印象は特に良いです。しかし最近は、日本語を学ぶベトナム人の印象が少しずつ変わって来ました。日本の文化面では無く、金銭面のみに興味が有り日本語を学ぶベトナム人が増えている様です。日本語を金稼ぎの道具として見るベトナム人の層は、今後増えていくかもしれません。

6:日本から近く時差が2時間

日本との時差はできれば無い方が良かったので、時差が少ない場所を探していて、ダナンを選びました。時差2時間だと日本とのやりとりにも気になりません。帰国時にも体力的に楽です。2023年は、ダナンと日本の直行便フライトが再開される見込みです。

7:物価が安い

物価が安いのは嬉しい点です。僕は日本の所得に対するベトナムとの物価差を大きく生かせる最後の時代になんとか乗れました。しかし、海外に住んでみると、そうでも無い点が有る事に気付きました。日本のように快適に生活しようとする程、日本より高くなります。なので妥協点を見出しながら、無駄と思える生活費を節約していく必要があるようです。

ダナンの物価は、2018年までは特に安いなと日々思っていました。例えば、ベトナム人が利用する食堂は、1食100円で食べられたし、バス電車タクシーなどの交通も安く、海まで徒歩スグの新築ホテルやアパートも3万〜4万円で朝ご飯と掃除付き。日本との物価差を狙って住むには条件がとても良かったです。しかし、安い物には明確な理由が有る事を学びました。ローカルレストランで食事をよくしていた頃は、頻繁にお腹を壊したり気持ちが悪くなっていました。今は、衛生面などの問題から、真面目そうな家族経営のレストラン以外にはあまり行かなくなりました。その結果、自炊が増えお腹の調子は良いです。そして、安い物の栄養価は低タンパク高糖質で偏りが多く、健康面に影響が出やすいことも課題でした。健康とは非常に高価な非売の財です。ここをケチれば、後から病と言う支払いが待っています。しかしダナンで日本と同等の物を食べる事はなかなか出来ません。僕はある日から、海外移住では栄養管理が鍵だと考えるようになりました。そして今では、日本のホエイプロテインとアメリカのサプリメント、輸入肉を購入するなどして食生活を管理しています。

外国人観光客はまだ戻らず

そして強く物価上昇を感じた2019年のホテルやアパート事情ですが、エリアにもよりますが外国人が住みやすそうな所ほど値上がりしていました。2016年にベトナム品質で3万円だったアパートが5万円になりました。これは中心部では普通の値上がり具合です。今後、不動産を持って居ない人は、ダナンの中心部を外すか、高い家賃を大家の為に支払うかの2択なのではないでしょうか。もしかしたら、不動産バブルの崩壊で家賃は下がるかもしれませんが。この値上がり率を考慮すると、ダナンで外国人が快適に住めるような場所では、間も無く日本人にとっての物価の安さは感じなくなる段階へ近づいたと思います。日本人が物価の安さを1番の理由にベトナムや東南アジアへ行くのは、あと数年から10年くらいで終了だと思います。もしダナンで格安で過ごす為には、「ベトナム人ローカルと同じ基準」で有る必要が有りますが、ローカル基準で過ごせる日本人は少ないと思います。

2023年、円安と新型コロナ感染症からの国内生活習慣が馴染んだ影響で、日本人にとっても海外が遠のきました。ここダナンの観光市場では、ホテルやスパなどは値下がりし円安を考慮しても利用しやすい状況です。しかし食費は値上がりが続き、日々支出が増えています。

ダナンの現在

2016年当時と比較して都市化が進んでいる2023年の今でも、僕はダナンでのビーチライフを楽しめています。ダナンは気軽にサーフィンを楽しめる街として、現在も世界で最適な場所の1つだと思います。

ダナンに移住しストレスなく過ごす為には、ダナンの人や習慣を知り、自身の食生活の管理を行い、怪我や病気予防の生活習慣を整える必要が有りそうです。できるだけ静かな時間を作る為にも良い条件のホテルやアパートの選択も必要かもしれません。しかし、なかなか日本で生活するようには行かないのが現実です。

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