いつものように晴れた朝、気持ちの良い海からの風。波は腰胸オンショアでパワー無くカレントが強い。良い波とは言えない。
長い堤防が続くケガビーチ。波チェックは高台から出来るのでよく見える。ケガにサーファーは1人も居ない。時期のせいも有ると思う。
トラックで移動してきた雑貨屋。朝から大音量スピーカーで存在を知らせ村を盛り上げる。ベトナムではカラオケや音楽など公共の場で音をガンガンにかける事が多く、昼も夜もその音が聞こえてくる。ベトナムに来てから静かな空間の価値がとても高くなった。
皮の厚いグレープフルーツみたいな果物。たぶんポメロとかそんな名前。
ジャックフルーツの路上販売。一時期ハマった果物。
卵屋のトラック荷台。美味そうだ。
このコーヒーも明日が最後。美味しく頂きます。
堤防に刻まれたハートマーク。
波チェックへ来たこの辺りには、大き目の貝殻が沢山転がっている。波はダメ。
溶岩のような黒い岩の地形。
サイズが有れば、ライトの波がブレイクしそうな場所。ただ、条件が整うのは稀だろうな。
岩の上から新たなサーフポイント情報を収集中。実際にウネリが入っていない状態でどれだけ正確に波予測できるか。
左の牛さん、妊娠中のようです。
布団屋さんの移動販売。車が無い家庭が殆どのこの村に、このサービスは助かると思う。バイクの荷台でこのサイズは危険かもしれないけど。
このレストランでの食事はこれが最後。今までと同じ物をオーダー。このレストラン、価格はちょっと高いけど美味しく、ランチは殆どここで済ませた。もしここが無かったらケガに1週間も滞在は出来なかっただろう。
このオレンジジュースもこれが最後の1杯。田舎村のサーフトリップでは、飲食と波と人の記憶が強く、ただの絶景とかはそうでも無かったりする。絶景は1度観れば十分だから。またあの景色を観たいよりも、またあの波に乗りたい、あの宿の親父元気かな、あのパンチの効いたコーヒー飲みたいなぁ等が記憶として残り再訪の理由になる。言ってみれば、波、人、食、が悪い所への再訪確率は低い。
平らな土地が広がる恵まれたエリア。
明日はケガーを離れファンティエットへ移動の日。波と食に期待したい。
(2019年8月サーフトリップ記録 ベトナム ビントゥアン省ケガ)