ベトナム縦断サーフトリップ|ムイネー2

ムイネーのビーチを高台から撮影

夏場のムイネーは南西よりのオンショア季節風で波が上がってくる。この8月のムイネーは、毎日の様にオンショアがほぼ朝から吹き時々強くなる。僕が滞在した期間の波は風波で肩頭くらいまでは上がった。夏のムイネーで波乗りが出来る条件は2つ。オンショアドン吹き最中か、岸付近のオンショアが弱まったタイミング。オンショアドン吹き最中は波のサイズも力も有る。オンショア風を交わす場所になるとサイズも力も落ちる。

ムイネービーチと高台

ホンロンビーチを掃除する人。ここのビーチは居住人口は少ないが、湾の奥に位置する為か周囲からのゴミがどんどんと流れ着く。掃除をしても潮の満ち引きだけでゴミだらけのビーチに戻ってしまう。

ホテル受付との価格交渉

ホテルの価格交渉の際は必ず証拠を残すようにしている。VAT税10%を含むか含まないかも確認しないと最終会計時に10%増しになる事も考えられる。責任の所在もコロコロと変わってしまうので、交渉したスタッフとの証拠くらいは画像で抑える。ここのリゾート、1泊500,000ドン(約2,500円)、朝ごはん付きで交渉できた。チェックアウト時の問題も無かった。

朝ごはん。チャーハン、トマト、スイカなど

ムイネーの宿泊先ホテル朝食。ここの朝ごはんには満足。

テーブル下に隠れる猫

ホテル朝食時、テーブル下でお溢れを待つ猫。

ホンロンビーチを眺める

初めての場所、波情報も無い、サーファーも居ない。こんな状況下の旅なので、できるだけ海の前に宿泊し最大限に海を感じるようにしたい。良い波を掴む為には自然とリズムを合わせる事が必要。

ムイネーの砂丘と林の絶景

ムイネーは砂丘と木々が美しい。ベトナム絶景の1つだと思う。遠めから眺めるのが良い。

ムイネーのオレンジ色の砂丘景色、背後には海が見える

オレンジ色の砂はビントゥアン省特有の物。

砂丘の中に新しい道路をつくっている

アスファルトが布かれる前の道路。この場所は大規模開発が進んでおり海岸線を塞いでいく。ベトナムの海岸線は砂浜へのアクセスが悪い場所が多い。

ムイネービーチに置かれた複数の丸いボート

サーフポイントを探すため周囲をくまなく見ていく。この日は波は良く無かった。しかし自分がやりたかった事を達成していく過程に意味が有ると感じる。僕はサーファーの居ない海で波乗り生活をするという夢を既に叶え始めた。

オレンジ色の鋭い岩と海

この場所らしい色の岩。波はオンショア。

リゾート開発されるムイネービーチ付近

リゾート開発地。自然そのまま、というのがなかなか許されない時代。

ムイネーの砂丘と林の絶景

ここの眺めも絶景。ムイネー周辺には規模の大きな絶景が数多くある。絶景好きには良い観光地。有名観光地以外はどこも空いていてのんびりと景色を眺められる。

広大なムイネー砂漠

ここにも砂丘。この辺りの土地全体が砂丘の様。

道路標識と砂丘

日本と同じ道路標識、青看板。

左右対象に作られた田舎のニャギーホテル

ムイネーでホテル探しをしている時にチェックしたニャギー。田舎のニャギーには窓が無い事が多い。そして生活音は筒抜け、ドアや窓は隙間だらけ、お湯は不安定、盗難リスクなど、ベトナム田舎旅行は挑戦だ。

黄色い花と青空

蝶が飛んでいるこの辺りは自然が多く残る証拠。花も綺麗。

バインカイン

ムイネー生活にローカルフードは欠かせない。ベトナム料理のお気に入りバインカイン。好きな物フルトッピングが基本。このチャーシューは旨かった。

砂糖黍ジュース器

サトウキビジュースをいつもの屋台で頂く。屋台は1人経営か家族経営なので、1度行けばボッタくるタイプの人かどうか判断できる。

さとうきびジュース

砂糖黍ジュース10,000ドン(50円)。

プルメリアの木と花

プルメリア。

パパイヤの木

旅人の木。

ホンロンビーチとリゾートホテル

今日は宿にベトナム人団体客が大勢。社員旅行のようだった。ベトナム定番の同じTシャツを着て、酒、カラオケで盛り上がっていた。お決まりの爆音騒ぎだったが、強いオンショアでそれらの音も気にならずに済んだ。

ベトナムの豆腐デザート

移動販売のおばちゃんから購入。豆腐にはちみつが掛かったようなデザート。美味しい。好きなベトナム料理の1つ。

魚介類と計り

シーフードはグラム売りで量の調整が可能。漁師直売調理のため魚介類が安い。数日間、飽きるまでシーフードを食べ続けたが、5日目くらいで完全に飽きてしまった。

タコとホタテのバーベキュー

周囲はベトナム料理店のみ。慣れ親しんだ日本の味以外で生きていくのは大変で大きなストレスになっている。おにぎりや味噌汁のあの普通の味は実は特別の味だった。日本の文化成熟度はとても高い。

岩場で隠れて野糞

ベトナムでは、海岸をトイレやゴミ箱として利用している光景を頻繁に見る。排泄は小便に限らず大便もする。なのでビーチには人間の大便も転がっている。それはシークレットポイントほど多い。小便行為はベトナムのどこでも目にする日常。その行為は主に男性だが大人の女性にも見られる。さらに田舎の小さな子供は日常的に玄関先で大便をする。近所の人々に排便姿を見せるのだ。

漁師ビーチ

潮が上げると往来出来なくなるビーチ。行ったは良いが帰れなくなると笑えない。潮周りは常に頭に入れておかないとならない。ここもビーチはごみだらけ。漁師ゴミも多い。

貝がみっしりと付いた岩場

貝が張り付いた岩場。生きたコーラルリーフの次に痛いリーフブレイクパターンがこれだろう。よく切れそう。

市場のような屋台の集まり

市場が無い場所でも市場のような場所が必ず有るのがベトナムの田舎。営業は主に早朝から朝。ベトナム人は早起きする人がとても多い印象。

ゴミが流れ着いたホンロンビーチ

ホンロンビーチ。上げ潮に乗り大量のゴミがビーチに到達。

ごみが溜まったホンロンビーチ

掃除をしてビーチを綺麗にしてもゴミの量には追いつかない。何故こんなにゴミが多いのか。それは海や川にゴミを捨て続けているから。

ホンロンビーチ

干潮時は掃除の時間。

海岸のゴミ

ここで波乗りするのか、俺。

海から流れ着いた大量のごみ

海から届いたばかりのゴミ。ベトナムのゴミはだいたいこの色味。

ホテルに住み着いた猫3匹

3匹の猫がこのホテルに住んでいる。

ムイネー商店街

ムイネー商店街。ムイネーの中心地はローカル色が強く、バイク自動車の運転は荒い。

ムイネービーチをチェックする佐山

波チェックへ行くが、暑いだけで波は無い。

膝波が割れるムイネービーチ

力の無い小波が割れているムイネービーチ。

漁師とムイネービーチ

岬沿いに砂が溜まっていたりしないかなと思ったが、反対に砂が無く海岸侵食されていた。

リッピングする佐山。ドローン撮影。

波に恵まれ無かったムイネーだが、知らない場所で1人サーフィンをする行為は「未知」との戦いであり、僕にとっては小さな挑戦の連続。

ムイネーのサーフポイントビーチ

ここは冬のメインサーフポイントエリア。滞在中は、力の無い膝腰の波だけどいつも貸切りできるポイントだった。というか、ムイネー全域、夏場はいつも貸切りまたはそれに近いと思う。

インドカレー

せめて週に数回くらいはベトナムの味から離れたい。周囲に日本食は無い。数十キロメートル離れたインドカレー屋まで、カレーの為にバイクで走る。インドカレーは満腹まで食べると2食分は腹持ちする。

この日、食事の為だけに半日以上を使ってしまった。いや、移動の疲労も溜まりそれ以上の時間が消費されてしまったと思う。インターネットの普及で距離が縮まったり無くなった部分は数多く有るが、食住に関してはベトナムの田舎じゃ全然ダメだ。

ムイネー砂丘を歩く佐山

観光地ムイネー砂丘。ここは観光客が多く人気が有るようだ。

ビナサンタクシー

ムイネーはこれで終了。移動日、北へ上がって行きます。荷物が多いな。

道路標識。左はファンティエット、右はホンロン。

ベトナムで、初めての地を移動しながら旅をする。いつまで続けられるか。

夕方、ムイネーのビーチに生える木々

(2019年8月サーフトリップ記録。ベトナムビントゥアン省ムイネー&ホンロム。)

ムイネーのビーチを高台から撮影

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