ベトナム縦断サーフトリップ|カムラン

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汗だくヘロヘロになりながらのスクーター移動。毎度の事だけど、移動が辛い。その疲労は翌日まで残る。主な疲労の原因は、強い陽射しと高い気温、そして長時間の同じ姿勢と振動。数時間の暑いドライブで、カムランのホテルへ到着。今回は海沿いでは無く、海までバイクで数分の立地に宿泊。カムランの海沿いは、大型リゾート開発真っ只中で安価で宿泊出来るホテルが無かった。

カムランで宿泊したこのホテル、マネージャーのベトナム人男性が日本語を話せた。初めての地カムランで日本語で会話ができ気持ちが和らぐ。ところでベトナムでは日本語を話せる人が増えて来ている。僕が考える日本語を話す人には2通りいる。日本の文化や習慣を背景とした、会話の意図を汲んだ意思疎通をする人とそうでない人。残念ながら、現状ベトナム人が行う日本語の意思疎通は結果的に後者が目立つ。単語や文法を知っていて日本語は話せるけど、肝心な意図を汲んだ意思疎通ができない。外国人は、ただ会話の意図を汲んで欲しい、大抵は単純にそう思っている。流暢な会話なんて求めていない事が殆ど。僕はこんな会話をベトナム人とした事がある。初めての店の店頭で「メニューを見せてください。」と尋ねた。するとベトナム人は感じよく「もうすぐ休憩なので店を閉めます」と日本語で返事をした。以上、会話はこれで終わった。外国語を学ぶのと合わせて、意思疎通、世の中、その言語の文化や習慣、人間を知る学びを合わせてしなければ、そのうち翻訳はAIロボットに取って替わるだろう。温度の無い会話ならコンピューターで十分。


カムランホテルから山と虹を眺める

部屋へチェックイン。ホテルの部屋からは良い眺め。大きな虹が架かっている。しかしこのホテルの部屋には問題があった。角部屋、全面ガラス張りの部屋のせいで陽射しが強く入りエアコンが効かない。なので日中は全てカーテンを閉め切って過ごした。夜間も外から丸見えなのでカーテンを閉め切る。全面ガラス張りの意味無し。

そして夜。ホテルは全館禁煙、僕らも禁煙者。それなのに部屋へタバコの煙がガンガン入ってくる。煙の匂いがする壁の方へ行くと、隣の部屋との間に数センチほどの隙間が空いている。全面ガラス壁にしたせいで部屋と部屋の隙間を埋める事が出来なかったようだ。スマフォを差し込めば、隣の部屋が簡単に撮影できるだろう。当然、音も筒抜けで隣ではメインランド訛りの中国語で騒がしい会話をしている。こうゆう問題はベトナム生活において特に今始まった事では無い。でも、この部屋の設計が計画段階で没らないって、僕とは感覚がかけ離れている。もしかしたら、隣の部屋との壁全体を取って使えるコネクティングルーム仕様だったかもしれないけど、それにしてもデザインの発想が異なる。プライバシー概念が無さ過ぎる。

翌朝、部屋のドアを開けると、隣の部屋のドア前に吸い殻の入った器が出されていた。今夜もあれじゃ困ると思い、日本語の出来るホテルマネージャーにこの事を伝えた。「となりの部屋でタバコを吸っていましたよ。」そして彼はスグにこう言った「隣の部屋でタバコ?いいえ、吸っていませんよ。」次いで僕「確認しましたか?」そして彼「はい、確認しました。」彼の様子から、彼はその証拠が無いと思っていたようだ。その後、彼はその発言を訂正したがやはり謝罪はなかった。この地でよくある経験。


さて、サーフトリップ中なのに1ヶ月も波乗りしていない。波チェック、サーフポイント探しへ行こう。

青い海バイダイニャチャンビーチとサーファー数名

カムランは長いビーチが続いていてダナンみたいな感じ。なのでポイントチェックは簡単で地形が決まりやすそうな場所を探せばよい。あとはサイズと風向きと潮回りを考慮する。

バイダイニャチャンビーチに座る佐山

カムランの海岸線はリゾート開発真っ只中で埃っぽく、中央分離帯のせいで車両の逆走が多いのがマイナスポイント。しかし海岸はダナンと似ていて清掃済み、漁師もほぼ居らず、養殖場も加工工場も無く、海の状態は良い。波は小さいけど久しぶりのまともな海の姿を見て入りたくなってきた。オンショアだけど波乗りをする事に。

綺麗なバイダイニャチャン、遠くに数名の海水浴をしている方々

カムラン北部に位置するバイダイニャチャンというビーチ。ここがカムランのメインビーチで、リゾートホテルもまだ無く、道路も整備せれていて海岸へ入りやすい。サーフィンスクールやレンタルボードも有るようで、ダナンの次のサーフシティになっていくだろう。ただしダナンよりサイズが小さい事が多いと思われる地理的条件。

カムランのローカル床屋

ローカル床屋で散髪。200円くらいだったかな。

カムランのビーチで浮いている女性ビギナーサーファー達

バイダイニャチャン。ビギナーサーファーが数名浮いている。この海水透明度なら波が無くても気持ち良いだろう。

ベトナムで観光目的のビギナーサーファーがサーフィンするなら、ダナンのミーケビーチからホイアン間、このバイダイニャチャン、ファンティエットのシーリンクスシティ前が良い。いずれの場所もサイズが小さく風が弱い日に限る。

カムランの野鳥

バイダイニャチャンの野鳥。カムランは開発地周囲に山の自然が残る景色も良いリゾート。自然の絶景度と街のデザインではダナンより上をいくだろう。

カムランのバイダイニャチャンで波チェックする佐山とサーフィン中のサーファー

まだ雨季のウネリも台風のウネリも無く小波が続く。想定内では有ったけど良い波で波乗りしたい。

バイダイニャチャンでサーフィンしようとする佐山

波は多少サイズアップして腰くらい。小波だけどオフショアで出来そうな波。海水も超綺麗だし入る事にする。綺麗な海水でオフショア、こんな状況で波乗りするのはどれくらいぶりだろう。波はそんなに良く無かったけど、このクリアな海水で海パンサーフィンは最高。

青空とバイダイニャチャンビーチ

結局、今回のカムランはこの1ラウンドだけしかまともな波は無くまたフラット状態へ。この時期のベトナムは波が続かない。

バイダイニャチャンとビーチベッドとビーチパラソル

バイダイニャチャンの北側には店舗が並び外国人達も海を楽しんでいる。

カムランの海とカムランの砂浜を遠くにみる

長いカムランの海岸線。右手にはカムラン空港。カムランには国際空港がある。ちなみに、お隣ニャチャンには空港が無いので、ニャチャンの空港といえばカムラン空港のことを指す。


僕たちはベトナム田舎生活が続き、常にベトナム食に飽きている。食の問題は海外生活でよく起こる問題。日本に居て食に困る事が無かった為、本質的には気が付かなかった。そしてカムランでも通りにはローカル食しか無く日々限界を感じていた。そこでカムラン空港に行ってみる事にした。空港ならベトナム料理以外の物が有るだろうから。

スクーターで20分、カムラン国際空港到着。

カムラン国際空港の電子掲示板

新旧の空港がすぐ隣り合わせに並んでいる。僕らは旧空港側にバイクを停め食を探す。後に気づいたけど新空港側のバイク駐車場は無料だし大きく綺麗で停めやすい。

カムラン空港の案内看板、言語は中国語とロシア語と英語とベトナム語

案内標識はベトナム語に加え、英語、中国語、ロシア語。ベトナムにおける3大外国言語と言えるだろう。場所によってはこれに韓国語が加わる。それとベトナムにはフランス人も多くいる。どこの国とどこの国が相性が良く、近い関係を築き、なぜそうなっているのか。なぜベトナムには日本人が少ないのか。学校ではこんな大切な事を教える事が出来ない。長期間同じ国に住む事でしか見えて来ない世界を体験する事が世界を知る始まり。まずは空港へ行くと面白い。その国と国民の凝縮がそこに有ったりする。

新カムラン国際空港の中に溢れる人々

新空港はまだ出来たばかりのようでとても綺麗。通りの真ん中でスーツケースを広げているのはだいたい中華系。

カムラン国際空港の案内

この後、ただ撮影をしていただけなのに警備に捕まる。フライトが無いのに撮影に来る人もなかなか居ないのだろう。事情を話し即解放される。

カムラン国際空港の中

そして、目的で有った外国食はスパゲティとバーガーキングに。味は想像通り。ファストフードでも食べたいと思う食環境の中での長期サーフトリップは大変。これも貸切り無人サーフポイントで波乗りをするため、見た事の無いポイントブレイクを見るための犠牲。


カムランのビーチと黒い犬

バイダイニャチャン。カムランと言えばここのビーチ。

バイダイニャチャンのレストランで焼きそば

波は無いけど海で食事。ベトナム風焼きそばを注文。予想通り不味い、高い、客層悪い。店の選択を間違ったかも。

曇り空のバイダイニャチャン

明日はカムランを離れ、ニャチャンシティーへ移動。頭の中はベトナム料理以外のご飯だけ。醤油か味噌味を食べたい。


カムランのビーチはとても綺麗で良かった。だけど今後は急速にリゾート開発が進み人口が増え、観光客が増え車が増える。海岸線の道路は中央分離帯が有り車社会を想定して設計したように感じた。なので田舎の雰囲気は無くなっていくだろうと思う。しかしビーチリゾート開発なので海の透明度は守られていくと信じている。

美しいバイダイニャチャンのビーチ

バイダイニャチャンを眺め、ニャチャンの街へ移動。

(2019年9月サーフトリップ記録。ベトナム カインホア省カムラン。)

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