- ベトナムの季節毎の風向きや強さ
- ベトナムにはどんな波が有るのか
- あなたのサーフレベルに合ったオススメのサーフシーズン
- ベトナムで必要なウエットスーツと海水温
- ベトナムでのサーフィン体験、レンタルボード、サーフガイド
- ベトナムローカルサーファーとローカリズムのこと
- ベトナムサーフトリップ前に知っておきたい現地のこと
海外サーフトリップ先を探している方、ベトナムサーフトリップに興味がある方、ベトナム移住予定の方、空いている海外サーフポイントを探している方に役立つ記事です。
サーフィンの概要
ベトナムの波は季節風から発生する
ベトナムのサーフシーズンは、10月から4月ごろの冬の季節風とウネリと、5月から9月ごろの夏の季節風とウネリに分かれます。冬は北東よりの季節風が吹き、夏は南西よりの季節風が吹きます。
冬の季節風と波
冬は季節風による、力のある風波が数日から1週間程の周期で北から届きます。波が良くなるのは、その季節風が弱まるタイミングです。早ければ10月から北東風に変わり、冬のサーフシーズンが始まります。冬のウネリは長いと5月いっぱいまで続きます。冬のシーズン中には波長の長いグランドスウェル気味なウネリも時折届きます。しかし基本的には頭以上のサイズが有っても、周期・波長は短く、波間が狭く詰まった波が多くなります。冬の波はベトナム各地の無人ポイントブレイクへ、肩頭くらいで200mから800m以上のロングライド可能な長くて良い波を届けることもあります。これらの無人ポイントブレイクはベトナムサーフィンの魅力の1つです。
夏の季節風と波
夏は近海からの季節風により、波長の短いショートライドのみの力の無い波が南から届きます。夏の南よりのウネリは、大きくても膝腰セット胸程です。その夏のうねりを最も敏感に拾う場所は主にファンティエット、ムイネーのあるビントゥアン省より南部または離島です。
ヌイチュア国立公園やファンランのあるニントゥアン省より北部、ニャチャン、ホイアン、ダナン、フエなどでは波無しフラットが続きます。しかし、たまに南東よりの弱い夏の風波を拾う事が有り、ミッドレングスやロングボードで乗れる小波が立ちます。夏の波は30m未満のショートライドが中心ですが、長く乗れる無人ポイントブレイクも存在します。
台風スウェル
ベトナムのベスト台風スウェルシーズンは秋です。ベトナムでは年間5回から10回ほど台風スウェルのチャンスが有ります。そして年度毎に台風スウェルの当たり年と外れ年が有ります。しかし台風がベトナムへ上陸してしまう事も有り、台風災害をもたらします。
台風スウェルはベトナム全国にある無人ポイントブレイクへ最高の波を届けます。台風の波予測は、南シナ海べトナム近海の台風経路 2020 – 2007ページの月別台風経路図が参考になります。
波が最も良い季節
ベトナムで最も波の良い確率が高い時期は、年に2回の季節の移行期です。この季節の移行期は毎年時期が異なりますが、だいたい9月から11月中旬あたりの秋と1月中旬から5月あたりの春です。季節の移行期線は、秋は北から降りて来て、春は南から押し上げて来ます。この移行時期の海の中と陸地の季節差が良いサーフィン条件を作ります。
秋から冬の移行期は、海の中は北部から冬になりウネリ始めベトナム海岸線にウネリを届けるも、ベトナム陸地の風はまだ弱く秋っぽさが少し残る頃。この頃は気候も波質も大変良いです。台風スウェルの可能性も高いため、この時期はベトナムで最も波が良い確率が高いと言えます。
冬から春の移行期は、海の中はまだ冬でウネリが北から届き海水温がやや低いものの、ベトナム陸地では春が近づき風が弱い日が多くなる頃。この春への移行期は、冬と春を行ったり来たりしながら数ヶ月間続きサーフィンに良い季節です。なので秋の移行期と同様に、波が良い確率が最も高い時期と言えます。
ベトナムの海岸は南シナ海とタイランド湾に面しています。それらの海水温は1年中温かいです。しかし、南シナ海側ではニャチャン辺りを境界として海水温が異なります。その北部をAゾーン、南部をBゾーンとして、詳細は下部「ベトナムのウエットスーツ指数と海水温」部分に記載しました。
波と風の概要
ベトナムの波の高さ
ベトナムの波の高さは、6月から8月の夏は南寄りのウネリで小さくて力弱く、フラットから腰くらいのサイズが続きます。9月ごろからは波のサイズが多少上がり始め、膝腰セット胸くらいの日も出始めます。10月に入ると腰セット胸肩くらいの日が増えてきて冬のサーフシーズンが始まり出します。11月には胸肩セット頭くらいの日が多くなり、冬の波が本格的に届き始めます。そして、12月と1月をピークにウネリと風が共に最も強くなり、頭以上の波が続きます。2月から3月も冬のうねりは周期的にあり、胸肩くらいの波を届けます。4月ごろから夏のウネリが少しずつ混ざる日が出始め、腰セット胸くらいにサイズが下がり始めます。5月にもセット胸くらいの波がたまにありますが、その頻度は減ってきます。また、夏の海に近づくことで波の力とカレントが弱くなります。そして、6月から8月はまた夏に戻り、台風を除いては夏の小波が続きます。
ベトナムの波質
波質の評価は、遠海からのウネリが有り、陸地の風が弱いと高くなるため、秋と春に有る年2回の季節の移行期にもっとも波質が良い確率が高くなります。移行期より良い波の日は少ないですが、サイズと波質の高い波が12月と1月にも届きます。それと台風は、最も波質が高く、強くて長く乗れるウネリを届けることが有ります。
ベトナムの風の強さ
ベトナムの風の強さは朝一が弱く、最も波のコンディションが良い事が多いです。しかし、夏の季節風が強い時、冬の季節風が強い時、つまり夏らしい冬らしい季節感が強い時ほど朝から季節風のオンショアがドン吹きです。なので、必ず朝が一番良いとは言えません。ですが、風が弱まるタイミングを逃さない為には、朝から波チェックをした方が良いでしょう。朝、昼、夕方の3回波チェックした場合と、昼と夕方の2回波チェックした場合、どちらが良い波を当てる事が出来るかは確率の問題で明白です。ウネリと風と潮回りのタイミングにより、数時間で大きくコンディションが変わるので、こまめに波チェックする事が理想です。
技量別サーフィンに良い時期
初級者:これからサーフィンを始める方やビギナーサーファーには、カレントが収まりだす春の季節の移行期後半の4月ごろから秋の季節の移行期前半の10月前半ごろまでがサーフィンに良い季節です。冬は海の流れが強く、波は大きくなるため危険です。ベトナムのサーフシティの多くではサーフィン体験やレッスンも有ります。サーフィンを初めてする方は、街も観光も充実したダナンが最も良いと思います。ホーチミン在住者にはファンティエットも良いかもしれません。
中級者:自力で波を掴み横へライディングできるサーファーには、秋の移行期、冬の風とカレントが弱い時、春の移行期、そして初夏の5月中旬くらいまでがサーフィンに良い季節です。ベトナムは中級レベルのサーファーに最適です。
上級者:海外へのサーフトリップ経験がある独立したサーファーには、秋の移行期、冬、そして春の移行期までがサイズが有り、サーフィンに良い季節です。10月後半から2月くらいは、北東のオンショアが吹きサイズが大きな日が続く事も有ります。しかし、そんな時にサーフィン出来る場所があります。また、台風スウェルを追いかけるのも面白いと思います。地方には未開拓で名前も付いていないポイントがまだ有ります。
エキスパートサーファー: 5- 6 ft. = 頭オーバーサイズを超える波を求めるサーファー、チューブの波を求めるサーファー、オフショアや無風のコンディションでしかサーフィンしないサーファーにベトナムは向いていません。ベトナムで頭オーバーを超えるサイズで良いコンディションになる時は稀です。ベトナムの良い波のほとんどは、2 – 4 ft. = 腰から頭くらいの波です。ベトナムにもチューブの波は有りますが、インドネシアと比較するとごく僅かです。ベトナムは季節風のオンショアが弱まったタイミングでサーフィンする事が多いので、なかなか等間隔にウネリが入るクリーンコンディションにはなりません。なのでエキスパートの方は他の国を検討されると良いと思います。
ウエットスーツと海水温
ベトナムの海岸線が接する南シナ海とタイランド湾の海水温は、どこも年間を通して温かいですが、南シナ海側では時期と場所によりウエットスーツが必要です。ダイラン、ニンホア辺りを境界に、そこより北側は冬にウエットスーツが必要です。これを画像の中ではAゾーンとして表示しました。フエ、ダナン、ホイアン辺りは北側のAゾーンなので、真冬はシーガルか3mmフルスーツがあると安心できます。 この表は平均的な海水温の場合を想定しています。またベトナム全土で1年中、紫外線と日差し対策はした方が良いです。
Aゾーン – フエ ダナン ホイアンなど
冬に、スプリング、シーガル、3mmフルスーツなどのウエットスーツが必要なエリア。雨季と乾季の時期は地域によって異なります。
北から順に
クアンニン、ナムディン、タンホア、ゲアン、ハティン、クアンビン、クアンチ、その他北部の離島、フエ、ダナン、ホイアン、タムキー、クアンガイ、リーソン島、ビンディン、クイニョン、ソンカーウ、トゥイホア、ダイラン、ニンホア。
1月と2月はAゾーンで最も海水温が下がります。湘南の6月上旬または11月上旬と同程度まで海水温は下がります。1月、2月は水温、気温、そして風対策としてウエットスーツが欲しくなります。しかし、風が弱くて気温が高い時はスプリングがあれば十分な時も有ります。
3月は水温が上がり始めます。風が強く寒い時はシーガルかスプリング、風が弱く暖かい時は長袖タッパーで海に入れるようになってきます。
4月はさらに海水温が上がってきます。気候によってはスプリング、タッパー、ビキニ、トランクスでサーフィンできます。
5月から10月まではウエットスーツは必要ありません。寒がりでも、ウエットスーツが欲しいと思う事がないくらい水温も気温も高くなります。しかし、2022年の5月と10月は海水温が低く、ウェットスーツが必要でした。
11月ごろからウエットスーツが欲しい日が出てきます。完全に冬へ移行した年度の場合で北風が強い中サーフィンすると、11月でも風対策としてシーガルや3mmフルスーツが欲しい時が有ります。
12月は海水温が下がり、平均的なサーファーにはスプリングかシーガルのウエットスーツが必要です。風が弱く暖かい日は長袖タッパーでサーフィン出来る時も有りますが、風が強く気温が低いと3mmフルスーツが欲しくなる時も有ります。
Bゾーン – ニャチャン ムイネー ブンタウなど
冬でも長袖タッパーやスプリングがあればサーフィン可能なエリア。冬は気温が20度くらいに下がる事が有ります。出番は少ないですが、寒がりの方はシーガルが有っても良いと思います。
北から順に
ニャチャン、カムラン、ヌイチュア国立公園、ファンラン、ファンティエット、ムイネー、ケガー、ラジー、ブンタウ、フーコック島、ナムドゥー島、トーチュー島、トゥ島=フークイ島、メコン、その他南部の離島。
ニャチャンを含むニャチャンより南はBゾーンと表示しました。Bゾーンは海水温が冬でも24度あります。冬でも湘南の7月下旬や9月中旬と同程度なので海水温は常夏です。なのでBゾーンは海水温だけ見れば風が強い時や気温が低い時を除き、1年中ウエットスーツがなくてもサーフィン可能です。しかし、ベトナムの冬のウネリは北からの季節風の風波で気温が下がります。なので少なくとも、気温と風による寒さ対策として長袖タッパーやスプリングを持っておくと良いと思います。
ウエットスーツの選択に関しては、ベトナムへ行く直前の目的地情報で判断するのが良いと思います。理由は、地域差が有る事と冬の長さと冬らしさは年度によってバラつきが有るからです。なのでウエット選びのポイントは2つあります。1つは冬らしく水温と気温が低いのか。もう1つは風が強い時でもサーフィンするのかどうかです。はい、の場合は寒さ対策の為のウエットスーツ選びが必要です。
海水温の出典:Surf-forecast
https://www.surf-forecast.com
サーフィン体験
街を楽しみたいならダナン
多くの人にとって、街の中にサーフポイントがあるダナンはサーフィンを始めるのに最適です。
自然好きならニャチャン
綺麗な海水と砂浜のバイダイニャチャンは、ベトナムでサーフィンを体験できる最適な場所です。
ローカル体験ならファンティエット
ファンティエットは年中温暖な気候で小波のある頻度が高く、サーフィンを始めるのに最適な場所ではないでしょうか。
レンタルサーフボード
初めてのサーフィンならレンタルボード
初めてサーフィンをする方は、現地でレンタルボードをすると良いと思います。各地域にレンタルボードサービスがあるので検索してみてくだい。
経験者は自分のボードで挑戦
自力で波を掴める人なら、自分のボードでサーフィンした方がきっと楽しめると思います。
サーフガイド
そもそもサーフガイドが必要な理由
どの国や地域でもサーフガイドが必要な大きな理由は、縄張り運動を行うサーファーがいる為、サーフポイント事情が分からない為、自動車免許やレンタカーの運転など移動の問題の為だと思います。一番の問題は、サーフポイントに縄張り運動が有る場合で、これは個人では敵いません。
少人数で行動するサーファーになる
ベトナムには縄張り運動をする悪質なサーファーは居ないので、好きな時に好きなポイントでサーフィンすることができます。サーファー1人か2人で行動すれば、どこのサーフポイントにおいても問題ありません。
サーフポイント位置情報を掴み言語の壁を越える
どんな時にどこでサーフィンするのが自分にとって良いかという点は、サーフポイント情報があり、現地で言語の壁を超え自由に移動できれば解決します。ポイント情報はこのサイトで収集できます。移動は Grab Car があります。また、真面目な現地通訳を探して同伴してもらう旅も良い方法です。言語が通じる真面目なドライバーなら、ドライバー兼通訳で一石二鳥です。
ローカルサーファー
ベトナム人サーファー増加中
SayamaMove 感覚値では、ベトナム全土のサーファーは合計500人から1,000人程度とかなり少ないです。頻繁に海に入るサーファー、1年を通してサーフィンしているサーファーはさらに少ないです。
ローカリズム
サーファーが居ない所にローカリズムは無い
ベトナムのサーフィンローカリズムは、無いまたは一部の地域に緩く存在します。ベトナム全体をみれば、ほとんどの地域にサーファーは居ませんので、ローカリズムは無い地域ばかりと言えます。ちなみに、無人チーム2019年ベトナム縦断の旅で見かけたサーファーの集合体は、ダナン、ニャチャン、ファンティエットのみでした。
ベトナム在住の日本人サーファーが書いた現地情報
ここからは知っておくと便利な現地情報を紹介します。
言語
ベトナム語。都心部中心に英語を話せる若者は増えてきました。たまに日本語を話す人もいます。言葉がわからなくても何とかなるのが東南アジアの良いところです。ダナンでは2016年から2023年の間で、英語が通じる事がとても増え便利になりました。
人口
ベトナム全体で約1億人。世界で15番目に人口の多い国です。2023年時点でのサーファー人口は、波に乗るSUPサーファーを含めて、感覚値で500人から1,000人くらい。どこまでをサーファーと呼ぶかで人数は大きく変わりますが、それを考慮してもまだまだとても少ないです。
安全と信用
治安は良好で夜の外出もできる
ベトナムでは外国人を巻き込む重大犯罪は少ないです。地域によっては盗難やひったくり等も有りますが、夜の独り歩きも出来ます。総合的に見ても安全面は良好で、海外サーフトリップ先として最適だと思います。
飛行機移動
航空券検索サイトやアプリを使う
スカイスキャナーなどの航空券検索サイトを使い、現地までのルートを検索します。そして、直接各航空会社のWebサイトで航空券を購入します。ベトナムには、ベトナム航空、ベトジェットエア、バンブー・エアウェイズなどの航空会社があります。国内移動なら、できるだけ遅延が少ないベトナム航空を選ぶと良いでしょう。
サーフボードチャージを確認する
サーフボードは航空券を購入する前に、機内積載可能なサイズかどうかと金額の確認をします。チケット購入後には予約情報と共に、サーフボードケースの3辺サイズ、個数、重量を航空会社に連絡して再確認すると良いです。サーフボードチャージ価格は変動しており安定していません。その時により価格は異なると思っていた方が、空港カウンターで文句を言うサーファーにならなくて良いでしょう。もし空輸中にサーフボードが壊れてしまった場合は、免責事項のため諦めます。
街中移動
Grab など配車アプリ
旅行中の車移動は、Grab などの配車アプリが安く便利です。Grab は、乗車位置と下車位置をスマフォアプリ上で設定する為、移動過程全体でベトナム語が不要です。しかも、支払いをクレジットカード設定にしておけば現金は不要です。カード決済を選択しスマフォアプリで呼ぶ、乗車、自動カード決済、下車、これだけです。トラブル時はアプリを通して Grab に連絡すると、ルート問題の報告や返金処理などができます。
タクシー
昔ながらのタクシーは、車両が古く、近距離は乗せてもらえない事があり、料金は高いです。それでも、もしタクシーに乗るなら緑色のマイリンタクシーを選びます。
僕はハノイで、猛スピードで料金メーターが上がるタクシーに乗った事がありますが、すぐに降りてお金は払いませんでした。運転手は、それが街中であった為と警察を呼ばれて困るのはそのタクシー運転手なので大した抵抗はしてきませんでした。もしこれが人通り少ない場所で起こり、被害者が旅慣れていない人なら、被害は拡大したでしょう。他方で、ムンマンという田舎の駅で見たマインリンタクシー運転手達の印象はとても良いです。この地域差、個人差がベトナムでしょう。
車でサーフボードを運ぶ
車でのサーフボード運搬は、7席の車種を選べばロングボードでもなんとか載せる事ができます。しかし、乗車拒否されてしまう事も多いです。9フィート超えのサーフボードの場合は、トランジットという大きめの車種を別途手配した方が良いと思います。サーフボードは車内に載せる必要があり、屋根乗せは出来ません。
レンタルバイク
ハイリスクなのでお勧めしません。しかし、交通事故やバイクの盗難さえなければコスパは良いです。1日100,000ドン、1ヶ月1,500,000ドンくらいから借りることが出来ます。レンタルバイク屋はいたる所にあり、観光地ほど簡単に見つけられます。宿泊先の受付でも手配することができると思います。レンタルバイクの保険未加入は普通で、営業許可なくレンタルバイク店をしている所もあります。バイク修理費、バイク盗難、怪我の治療費は自己負担です。怪我の程度によりシンガポールやタイへ国外移送されると、自己負担は先払いで1千万円を超えてくるかもしれません。
両替
両替は街の宝石屋で
両替の良い方法は、自国では最小限の両替で済ませるか、両替はせず現地到着後に街の宝石屋で両替することです。日本から円またはアメリカドルの現金を持って行き、ベトナム現地で両替すると最も換算レート良く手数料が抑えられます。
換算レートは、宝石店、ホテル、空港の順で良くなり、その差は 5~10% 以上あります。両替紙幣は、半分は緑色の100,000ドン札(約500円)、半分は水色の500,000ドン札(約2,500円)でもらうと使いやすいです。ベトナムではお釣りを持っていない人が多くいますので、数万円程度なら50,000ドン札と100,000ドン札の組み合わせも使いやすいです。
ATMで現地通貨を引き出す
クレジットカードのキャッシングは、現地通貨を手に入れる安全な方法の1つです。手数料は、1万円毎に200~300円で、換算レートはカード会社独自レートであまりよくありません。しかし、これは安全を買う為の費用と考えれば悪くはありません。ATMは銀行の多い道路沿いにたくさん有るのでそれらを利用します。ATM操作案内に日本語は無いため「English」を選ぶと操作しやすい人が多いと思います。出金額は1回あたり2,000,000~3,000,000ドン(1万円~1万5000円)です。必要金額に達するまで繰り返し操作する必要があります。首都ハノイやホーチミンでは5,000,000ドン以上引き出せるATMもあります。このキャッシングの方法を使う場合、事前に返済設定を1回払いにしておくと利息を最小に抑えられます。また、デイビッド機能を使い海外ATMで現地通貨を引き出す方法もおすすめです。ベトナムでは、ATMでお金を下ろせない事がよくあるので、ある程度10,000円札や100USD札などを持っていた方がそのリスクを回避できます。
宿泊
サーフポイント近くのホテルを選ぶ
短期滞在なら、その時期にコンディションが良さそうなサーフポイントまで徒歩圏内のホテルが良いです。中長期滞在なら、家具家電付きのサービス付きアパートメントが良いと思います。旅慣れた人なら、短期でもアパートメントタイプの方が住むように過ごせて快適な事も多いです。
インターネットで探す
宿泊先を探す方法は、Google Mapで検索、Airbnb、Booking.com などの宿泊予約サイトを使います。ホテルへ直接予約するより宿泊予約サイトを使った方が安いことも有ります。すでに現地にいる場合は、該当ホテルの受付で対面交渉することで、最安値で宿泊する事ができるかもしれません。ベトナムに長く滞在する場合、宿泊先選び = 宿泊先オーナー選びであることを頭に入れておくと、契約中と解約時の問題を減らす事ができると思います。
お土産
お土産は現地での経験
私達のおすすめのお土産は、現地での体験、外国の人と文化に触れること、自国との違いを感じることです。また、ベトナムは製造業が盛んで工場直のアウトレット品が激安です。好きな人には良いかもしれませんが、コピー商品、偽物、粗悪品が混ざっています。