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只今、主なベトナムのサーフポイントのほぼ全てを巡った旅記録を更新中です。冬頃には更新作業を終えたいと考えていますが、実際いつになるかは分かりません。興味のある方はたまにこのページを覗いてみてください。各SNSのフォローYouTubeチャンネル登録をして頂けますと更新情報を受け取る事ができます。

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目次

ベトナムサーフィン基本情報

ベトナムの波は季節風から発生する

ベトナムのサーフシーズンは、10月から4月ごろの冬の季節風とウネリと、5月から9月ごろの夏の季節風とウネリに分かれます。冬は北東よりの季節風が吹き、夏は南西よりの季節風が吹きます。

冬の季節風と波

冬は、季節風による力のある風波が数日から1週間程の周期で北から届きます。波が良くなるのは、その季節風が弱まるタイミングです。

早ければ10月から北東風に変わり、冬のサーフシーズンが始まります。冬のウネリは、長いと5月いっぱいまで続きます。

冬のシーズン中には波長の長いグランドスウェル気味なウネリも時折届きます。しかし、基本的には頭以上のサイズが有っても、周期・波長は短く、波間が狭く詰まった波が多くなります。

冬の波は、ベトナム各地の無人ポイントブレイクへ、肩セット頭くらいで200mから800m以上のロングライド可能な長くて良い波を届けることもあります。これらの無人ポイントブレイクは、ベトナムサーフィンの魅力の1つです。

夏の季節風と波

夏は、近海からの季節風により、波長の短い、ショートライドのみの、力の無い波が南から届きます。

夏の南よりのウネリは膝腰セット胸程で、そのうねりを最も敏感に拾う場所は、主にファンティエット、ムイネーのあるビントゥアン省より南部と離島です。

ヌイチュア国立公園やファンランのあるニントゥアン省より北部、ニャチャン、ホイアン、ダナン、フエなどでは、波無しフラットが続きます。しかし、たまに南東よりの弱い夏の風波を拾う事が有り、ミッドレングスやロングボードで乗れる小波が立ちます。

夏の波は、50m未満のショートライドが中心ですが、100m乗れる無人ポイントブレイクも存在します。

台風スウェル

ベトナムのベスト台風スウェルシーズンは秋です。しかし、ベトナムへ上陸してしまう事も有り台風災害をもたらします。ベトナムでは、年間5回から10回ほど台風スウェルのチャンスが有りますが、年度毎に台風スウェルの当たり年と外れ年が有ります。台風スウェルは、ベトナム全国にある無人ポイントブレイクへ最高の波を届けます。台風の波予測は、南シナ海べトナム近海の台風経路 2020 – 2007ページの月別台風経路図が参考になります。

波が最も良い季節

ベトナムで最も波の良い季節は、年に2回の季節の移行期です。この季節の移行期は、毎年時期が異なりますが、だいたい10月から11月中旬あたりの秋と、1月中旬から4月あたりの春です。

冬は北から降りて来て、夏は南から押し上げて来ます。この時の海の中と陸地の差が、良いサーフィン条件を作ります。

秋の移行期は、海の中は冬になりウネリ始めるも、陸地の風はまだ弱く夏っぽさが少し残る頃。この頃は、気候も波質も大変良いです。台風スウェルの可能性も高いため、この時期はベトナムで最も波が良い確率が高いと言えます。

春の移行期は、海の中はまだ冬でウネリがあり海水温がやや低いものの、陸地では風が弱い日が多くなる頃。この時期は波が良くサーフィンに良い季節です。秋の移行期と同様に、波が良い確率が最も高い時期と言えます。

海水温の境界

ベトナムの海岸は南シナ海とタイランド湾に面しています。それらの海水温は1年中温かいです。しかし、南シナ海側では、ニャチャン辺りを境界として、海水温が異なります。その北部をAゾーン、南部をBゾーンとして、詳細は下部「ベトナムのウエットスーツ指数と海水温」部分に記載しました。

ベトナムの波と風

概要

ベトナムは、季節風により波が立つ場所のため、ウネリと風向きは概ね同じため1つにまとめて表示しました。この表に台風は考慮されていません。台風に関しては南シナ海べトナム近海の台風経路 2020 – 2007をご覧ください。

ベトナムの波の高さは、6月から8月の夏は南寄りのウネリで、小さくて力弱く、フラットから腰くらいのサイズが続きます。9月ごろからは、波のサイズが多少上がり始め、膝腰セット胸くらいの日も出始めます。10月に入ると腰セット胸肩くらいの日が増えてきて、冬のサーフシーズンが始まり出します。11月には胸肩セット頭くらいの日が多くなり、冬の波が本格的に届き始めます。そして、12月と1月をピークにウネリと風が共に最も強くなり、頭以上の波が続きます。2月から3月も冬のうねりは周期的にあり、胸肩くらいの波を届けます。4月ごろから夏のウネリが少しずつ混ざる日が出始め、腰セット胸くらいにサイズが下がり始めます。5月にもセット胸くらいの波がありますが、その頻度は減ってきます。また、夏の海に近づくことでカレントが弱くなります。そして、6月から8月はまた夏に戻り、台風を除いては夏の小波が続きます。

波質の評価は、遠海からのウネリが有り、陸地の風が弱いと高くなるため、秋と春に有る年2回の季節の移行期にもっとも波質が良い確率が高くなります。移行期より良い波の日は少ないですが、サイズと波質の高い波が12月と1月にも届きます。それと台風は、最も高い波質のウネリを届ける事があります。

ベトナムの風の強さは、朝一が弱く最もコンディションが良い事が多いです。しかし、夏の季節風が強い時、冬の季節風が強い時、つまり夏らしい冬らしい、季節感が強い時ほど朝から季節風がドン吹きです。なので、必ず朝が一番良いとは言えません。ですが、風が弱まるタイミングを逃さない為には、朝から波チェックをした方が良いでしょう。朝 昼 夕方の3回波チェックした場合と、昼 夕方の2回波チェックした場合、どちらが良い波を当てる事が出来るかは確率の問題で明白です。数時間の間に、ウネリと風と潮回りのタイミングで大きくコンディションが変わるので、こまめに波チェックする事が理想です。

技量・経験別 サーフィンに良い時期

初級者

これからサーフィンを始める方や、ビギナーサーファーには、カレントが収まりだす春の季節の移行期後半から、夏、そして秋の季節の移行期前半までがサーフィンに良い季節です。冬は海の流れが強く、波は大きくなるため危険です。ベトナムのサーフシティの多くでは、サーフィン体験やレッスンも有ります。サーフィンを初めてする方は、街も観光も充実したダナンが最も良いと思います。

中級者

自力で波を掴み横へライディングできるサーファーには、秋の移行期、冬の風とカレントが弱い時、春の移行期、そして初夏の5月中旬くらいまでがサーフィンに良い季節です。

上級者

海外へのサーフトリップ経験がある独立したサーファーには、秋の移行期、冬、そして春の移行期までがサイズが有り、サーフィンに良い季節です。11月下旬から2月中旬くらいは、北東のオンショアが吹きサイズが大きな日が続く事も有ります。しかし、そんな時にサーフィン出来る場所があります。また、台風スウェルを追いかけるのも面白いと思います。地方には、未開拓で名前も付いていないポイントがまだまだ有ります。

エキスパートサーファー

4 – 6 ft. 頭オーバーサイズを超える波を求めるサーファー、チューブの波を求めるサーファー、オフショアや無風のコンディションでしかサーフィンしないサーファー、などにはベトナムは向きません。

ベトナムで頭半以上のサイズで良いコンディションになる時は稀です。ベトナムの良い波のほとんどは、3 – 4 ft. 胸肩頭くらいの波です。ベトナムにもチューブの波は有りますが、その波数は、たぶんインドネシアの0.1%以下です。ベトナムは季節風のオンショアが弱まったタイミングでサーフィンする事が多いので、なかなか等間隔にウネリが入るクリーンコンディションにはなりません。

ベトナムは、膝から肩くらいの波サイズで、波は優しく、何よりもサーファーの数がとても少なく周りを気にせずにサーフィンできることから、初心者から一般サーファーにとって好条件の場所と言えます。

ベトナムのウエットスーツ指数と海水温

参照 Aゾーン:フエ Bゾーン:ニャチャン

ベトナムの海岸線が接する南シナ海とタイランド湾の海水温は、どこも年間を通して温かいですが、南シナ海側では時期と場所によりウエットスーツが必要です。また、ベトナム全土で1年中、紫外線と日差し対策はした方が良いです。

Aゾーン – フエ ダナン ホイアンなど

冬に、スプリング、シーガル、3mmフルスーツなどのウエットスーツが必要なエリア。北部ほど冬に気温が下がるので暖かいウエットスーツが欲しいところ。地域によって雨季乾季の時期は異なる。

北から順に

  • 1 クアンニン、ナムディン、タンホア、ゲアン、ハティン、クアンビン、クアンチ、その他北部の離島
  • フエ
  • ダナン
  • ホイアン、タムキー
  • 5 クアンガイ、リーソン島
  • 6 ビンディン、クイニョン
  • 7 ソンカーウ
  • 8 トゥイホア
  • 9 ダイラン ※この辺りが海水温の境界と思われる。
  • 10 ニンホア ※この辺りが海水温の境界と思われる。

ダイラン、ニンホア辺りを境界に、そこより北側は冬にウエットスーツが必要です。これを画像の中では、Aゾーンとして表示しました。フエ、ダナン、ホイアン辺りは北側のAゾーンなので、真冬はシーガルか3mmフルスーツがあると安心できます。 この表は平均的な海水温の場合を想定しています。

1月と2月は、Aゾーンで最も海水温が下がります。湘南の6月上旬または11月上旬と同程度まで海水温は下がります。1月、2月は水温、気温、そして風対策としてウエットスーツが欲しくなります。しかし、風が弱くて、気温が高い時は、スプリングがあれば十分な時も有ります。

3月は、水温が上がり始めます。風が強く寒い時はシーガルかスプリング、風が弱く暖かい時は長袖タッパーで海に入れるようになってきます。

4月は、さらに海水温が上がってきます。気候によっては、スプリング、タッパー、ビキニ、トランクスでサーフィンできます。

5月から10月までは、ウエットスーツは必要ありません。寒がりでも、ウエットスーツが欲しいと思う事がないくらい水温も気温も高くなります。

11月後半ごろからウエットスーツが欲しい日が出てきます。完全に冬へ移行した年度の場合で北風が強い中サーフィンすると、風対策としてシーガルや3mmフルスーツが欲しい時が有ります。

12月は海水温が下がり、平均的なサーファーには、スプリングかシーガルのウエットスーツが必要です。風が弱く暖かい日は、長袖タッパーでサーフィン出来る時も有りますが、風が強く気温が低いと3mmフルスーツが欲しくなる時も有ります。

Bゾーン – ニャチャン ムイネー ブンタウなど

冬でも長袖タッパーやスプリングがあればサーフィン可能なエリア。冬は気温が20度くらいに下がる事が有ります。出番は少ないですが、寒がりの方はシーガルが有っても良いと思います。

北から順に

  • 11 ニャチャン、カムラン
  • 12 ヌイチュア国立公園、ファンラン
  • 13 ファンティエットムイネー
  • 14 ケガー、ラジー、ブンタウ
  • 15 フーコック島、ナムドゥー島、トーチュー島、コンソン島、クーラオトゥ島、メコン、その他南部の離島

ニャチャンを含む、ニャチャンより南はBゾーンと表示しました。Bゾーンは、海水温が冬でも24度あります。冬でも湘南の7月下旬や9月中旬と同程度なので海水温は常夏です。なのでBゾーンは、海水温だけ見れば、風が強い時や気温が低い時を除き、1年中ウエットスーツがなくてもサーフィン可能です。しかし、ベトナムの冬のウネリは北からの季節風の風波で、冬は気温が下がります。なので少なくとも、気温と風による寒さ対策として、長袖タッパーやスプリングを持っておくと良いと思います。

ウエットスーツの選択に関しては、ベトナムへ行く直前の目的地情報で判断するのが良いと思います。理由は、地域差が有る事と、冬の長さと冬らしさは年度によってバラつきが有るからです。なので、ウエット選びのポイントは2つあります。1つは、冬らしく水温と気温が低いのか。もう1つは、風が強い時でもサーフィンするのかどうかです。はい、の場合は寒さ対策の為の暖かいウエットスーツ選びが必要です。

海水温の出典:Surf-forecast

https://www.surf-forecast.com

ベトナムサーフィン情報とサーフポイントマップ

ベトナムの全ての場所をカバーする、15エリアのサーフィン情報とサーフポイントマップです。ほとんどの場所には実際に行き、情報を集め、サーフィンをした、その旅記録を共有しています。各ページでは、ポイント詳細や位置情報を確認できます。知的欲求を満たしたり、実際にベトナムでサーフィンをする際に役に立つと思います。

Mujinチームは、15のエリアのうち、1 その他ベトナム北部の北半分、14 ブンタウ、15 その他ベトナム南部にまだ行った事が有りません。これらの行った事のない場所に関しては、知りうる限りの情報を掲載しました。そして、サーフポイントマップには、経験から予測した波が良さそうな位置情報を全て拾い上げて記録しました。Mujinチームが考える、この時期にこの場所へ行けば良い波が有るではないかの予想と期待値を確認でき参考になると思います。

北から順に並べました

3 ダナン – ハイバン峠 ダナン湾 ソンチャ半島 ミーケビーチ ノンヌックビーチ

上手く乗ることより

気持ちよく身体を動かす

サーフィンはただの運動

サーファーがいない

貸し切りの海

自然体

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